カウンセリングセラピスト藤井のブログ

セラピスト歴10年の藤井が、体の悩み・揉みほぐしについて・ストレッチ法など体に関わることを情報発信していきます♪

体温の低下が病気発症のリスクを高めてしまう理由とは【免疫力をあげましょう】

12月中旬になり、寒い日が続くようになりました。

家やオフィスなどで暖かい格好をしているにも関わらず、気がつかないうちに
手足が冷えていることはありませんか?

「ただ、冷えているだけでしょ」と思ってしまうそこのあなたは要注意!
体温低下には多くの見えないリスクがあるんです。

今回は、セラピストの視点から、体温低下が病気発症のリスクを高めてしまう理由について解説していきたいと思います。

 

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体温の低下が病気発症のリスクを高める理由

そもそも、体温の低下がなぜ病気発症のリスクを高めるのでしょうか。
理由は、体温が下がることにより免疫力が低くなるからです。
人間の体温はおおよそ37度前後ですが、冷えた体をそのままにしておくと、
体温はみるみる下がってしまいます。

こうして体温が36度を下回ると免疫力が低下します。
免疫力が低くなる=体の防御力が低くなること。

この時期だとインフルエンザなどが流行り出しますが、36度以下で発症しやすいとも言われているんですよ。

寒い冬の時期、すぐに体温が下がってしまいがちな今だからこそ、体温調節は
意識しないといけません。

さらに注意して欲しいのが、女性の方。
体温が発生する仕組みとして、筋肉同士の摩擦により熱が発生するのですが、
細くて華奢な女性だと、筋肉量が少ないので熱が発生しにくいです。
となると体温が下がりやすいので、病気の発症リスクが高まります。

夏の場合も体温低下に注意しよう

夏の場合だと、外気温が高いので一見体温が下がる必要がないと思いがち。
ただ、思わぬ落とし穴があるんです。

よく、暑くなった時にアイスを一気に食べたり、冷たい飲み物を一気に飲んだりしたことはありませんか?
あの行動、気づきにくいですが、体温を下げていて免疫力の低下や内臓の冷えに繋がっているんです。

そうなると、新陳代謝が低くなり、汗が出にくくなることで脂肪燃焼効果が低下したり、肌荒れの原因に繋がることも…

猛暑日に冷たいビールを一気飲みするのは、至高ですが、冷たいものの過剰摂取には気をつけてくださいね。

病気発症のリスクを低くするには体温をあげるべき

上記のように、体温の低下は免疫力の低下に結びつき、病気の発症リスクが高まることを説明しました。
では、どうするべきなのか。免疫力を高めるために、体温をあげるしかありません。
方法としては主に2通り。いますぐにできる方法です。

 

外部から温める方法

まずはじめに外部から温める方法です。その方法はお風呂に入ること。
仕事終わりに家に帰ってからお風呂にしっかり入ることで、体の芯から温めてあげてください。眠る前にお風呂に入れば、眠りやすくなる効果もあります。お風呂の入り方も2通りありまして、ここで解説すると長くなるので、詳しくはこちらの記事にて確認してください♪

ゆで卵で例える、免疫力を高める効果的なお風呂の入り方【現役セラピストが解説】

内部から温める方法

内部から温める方法は「温かい飲み物を飲むこと」ですね。
外出先でもいつでもどこでもすぐにできるので、オススメの方法です。特に冬の時期、朝と夜は冷えやすいので、内臓を温めてあげるために温かい飲み物は必須。朝だと温かい飲み物を飲むことで目覚めがよくなりますし、夜だと上がった体温から平熱に戻るまでの体温の減少幅が大きくなるため、眠りにつきやすくなります。 

さいごに

今回は、体温低下が病気発症のリスクを高めてしまう理由について解説しました。
上記で解説した方法は、すぐにできる方法なので、ぜひ実践してみてください。
これかも寒くなる日々が続くと思いますが、体温調節を意識しつつ、冬を乗り越えていきましょうね!