【取り返しのつかなくなる前に】マッサージチェアの危険性とは?知られざる2つのリスク
「マッサージチェアは手軽に使える反面、危険性が高い。」
誰もが一度は使ったことがあるマッサージチェアですが、使い方を間違えると取り返しのつかないことになってしまいます。
- マッサージチェアの危険性が全く分からない
- 自分は大丈夫だ
と思っている方こそ、この記事は読んでもらいたいです。
今回は、そんなマッサージチェアの危険性について10年間の現場経験を持つセラピストの観点から解説していきます。
具体的には
- マッサージチェアの危険性
- 危険性の高いセラピストよりも安全性の高いセラピストへ
の順番に解説していきます。
3分くらいで読めますし、知識として持っておくだけでも損はないので、ぜひご一読ください!
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マッサージチェアの危険性とは
マッサージチェアは一度購入すれば、家の中でいつでもどこでも使える便利なアイテムです。仕事で疲れてきてもすぐに使えますし、リモコン1つで簡単に強弱を変更することもできます。マッサージチェアについてのメリット・デメリットについてはこちらの記事で解説しています。
多くのメリット・デメリットがある中で、私が個人的にマッサージチェアの購入をお勧めしない理由としては、メリットでもデメリットでもある「簡単にもみほぐしの強弱を変更できる点」にあります。
というのも、何回も使うたびにもみほぐしの強さに慣れてしまい、使うたびに「強い」設定に変えていってしまうことで体に様々なリスクが発生してしまうからです。
強い設定に変更していくことでどんなリスクが出てくるのでしょうか。
痛みに気づかなくなることで起きるリスク
強いもみほぐしを受けることで、体は痛みに慣れてしまい、次第には痛覚がマヒし
痛みに関する感度が低くなっていきます。
そうなると起きるのが、
- 筋肉が固くなってしまうこと
- 内臓疾患に気が付きにくくなること
筋肉が固くなることで、今までのもみほぐしや治療がほとんど効かない状態になってしまいます。
実際、私が某マッサージ店でもみほぐしをしていた時に来たお客さんの中で、マッサージチェアの設定に慣れすぎて、どれだけ強いもみ方をしても「物足りない」と言われたこともありますし、整体で電気治療(低周波の電気を通して筋肉を動かすようにする治療)を行っても、まったく効かないお客様も知っています。
更には、コリはコリでも内臓疾患が原因で発症している肩こりなどもあって、
セラピストが体を触れば経験でわかる場合もありますが、強もみに慣れすぎているお客様だとセラピストが気付きにくくなってしまうことも。→詳しくはこちらの記事
体のコリや不調を解消するために購入したマッサージチェアが、かえって体の調子を悪くするなんていうことが起きてしまうんです。
危険性の高いマッサージチェアよりも、安全性の高いセラピストへ
マッサージチェアと購入しようと考えている層の方は、20代後半~60代までと非常に幅広いと思いますが、共通点として「健康になりたい」という気持ちがあると思います。
- 日々の疲れを癒すために。
- 疲れを取りたいから。
- 健康な体で居続けたい。
そんな願いを持っていても、マッサージチェアを正しく使わないとかえって体の調子を悪くしてしまうのです。
お金は戻ってきても、体という資本は簡単には戻ってきません。
最悪の場合、取り返しのつかないことになる可能性もあるのです。
正しい使い方をするのであれば、マッサージチェアを使うのはおおいに賛成しますが、
機械の強さに身を任せ、体の調子を崩してしまうのであれば、整体やもみほぐし店に通い、毎回セラピストに見てもらったほうが安心・安全だと思うのです。
機械だと分からないことでも、セラピストというプロの視点で客観視することで、
自分の体の状態もより把握することができるからです。
まとめ
・マッサージチェアは使い方を誤ると体に支障をきたす
・リスクは「筋肉が固くなること」と「内臓疾患に気づきにくくなること」
・体は一番の資本だから、セラピストに委ねるのもあり
マッサージチェアを購入しようか迷っている方は、お金はあるけれども時間はない方だと思います。たった一つの大事な体、余裕があるならセラピストというプロに体のメンテナンスを任せるのも自己投資の一つではないでしょうか。