カウンセリングセラピスト藤井のブログ

セラピスト歴10年の藤井が、体の悩み・揉みほぐしについて・ストレッチ法など体に関わることを情報発信していきます♪

眠くなる原因は、単なる睡眠不足じゃない可能性も?【眠くなるメソッドについて解説します】

こんばんは、カウンセリングセラピスト藤井です。

毎日仕事をする際にお昼休憩に眠くなったり、 通勤時間の早朝や帰り際につい眠くなってうとうとしてしまうことはありませんか?

 

こうた場合、単純な睡眠不足が原因かもしれませんが、 その他の原因の一つとして必要な栄養素が足りていない可能性が高いです。

 

今回は、そんな「すぐ眠くなりやすい人」に向けて、なぜ眠たくなるのか?現役セラピストが栄養学を語っていきたいと思います。

 

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眠くなる原因は、栄養素の不足にあった?

 

眠くなる原因は睡眠不足だとひとくくりにする方もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください!原因は栄養素の不足かもしれません。

というのも脳の仕組みからして、人は頭を使う時にビタミン B 群という栄養素を使います。 このビタミン B 群が不足していると、脳の疲労につながり、体が休息を求めるため眠くなります。これには個人差があり、毎日何かしら考えてる人は、考えている習慣の少ない人に比べると頭を使うことに対して耐性があったり慣れがありますが、考える習慣の少ない人は栄養素切れを起こしやすいので眠くなりやすいと言えます。

 

また糖質の分解によっても脳のエネルギーを使います。糖質とは主にチョコレートの中に入っている 砂糖だったり小麦を使った料理(この中には麦芽糖という糖分が入っています)のことですね。この糖質を取った時に、消化酵素というもので分解されるのですが、その際にもビタミン B 群を使用して分解するため、同じく栄養不足につながってしまいます。

 

最後に水を多くとる人も眠くなりやすいです。
この場合はケースが限られてくるのですが、食事中に水分を多めに補給すると眠くなります。というのも、食べ物を分解するときに消化酵素を用いるのですが、その際にもビタミンB群を使用するのです。

食事中に水を飲む量が多ければ多いほど消化酵素が薄まってしまいます。
そうなると、食べ物を分解する時間が長くなってしまうことから、ビタミンB群の栄養素が増えていってしまうんですよね。


水を飲むことはいいことですが、お昼休憩時の水分補給に関しては、食事前からこまめに水分をとるなどして、できるだけ食事の最中は少ない水分量で済むように調整しましょう。

 

そうすることでお昼休憩の後の仕事も効率的にこなすことができますよ!

 

以上三つの例を挙げましたが、皆さんになじみの深い携帯電話の充電に例えると、もう少しわかりやすくなるかもしれません。

例えば充電が多く残っている時は全ての機能を正常に使用することができますが、充電が少なくなるにつれて、低電力モードになり、ディスプレイの明るさを落としたり、一部の機能に制限をかけて充電を長く保とうとしますよね。


これは少しでも長く携帯を使うためのシステム制御です。

体も同じく、脳がエネルギーを使いすぎた際に眠くなったり疲れることで、体の安定を保とうとします。

携帯電話のシステムが体の中にあると考えるとわかりやすいかもしれませんね!

 

さいごに

少しでも眠くならないように栄養素を調節したり睡眠時間をとることは大切です。

今回は眠くなるメソッドについて解説しました。次回はどうしたら眠くなるのを防げるのか具体的な栄養素の取り方だったり対策について解説していきたいと思います。