ゆで卵で例える、免疫力を高める効果的なお風呂の入り方【現役セラピストが解説】
あなたは、正しいお風呂の入り方について知っていますか?
寒くなる中、毎日お風呂に入ることは当たり前でも、正しいお風呂の浸かり方を知らない人も多いです。
「ただつかるだけじゃダメなの?」
「正しいお風呂の浸かり方だなんて大袈裟な」
こんな疑問を持っている方もいるかもしれません。
たかがお風呂。されどお風呂。正しいお風呂の浸かり方を理解するだけで、
あなたの免疫力は大幅にアップします。
ということで、今回は正しいお風呂の入り方について
セラピスト歴10年、藤井の観点から解決します♪
出来るだけわかりやすいように、たとえ話を用いながら、解説します。
3分くらいで読めますし、免疫力が劇的に改善される可能性が高いので、まずはご一読を!
体温と免疫力の関係性とは
そもそも、体温と免疫力はどのような関係性なのでしょうか。
一言で言うと、体温が下がっているほど免疫力も低下し、体温が上がるほど免疫力は高くなります。
体温を1℃上げると一時的に免疫力が5倍になるというデータもあるのだとか。
反対に、体温が下がると病気に感染するリスクが上がります。
この時期に流行るインフルエンザも36℃以下から発症しやすいんですよ。
なので、少しでも病気に感染するリスクを減らすためには免疫力を高める必要があり、その免疫力を高めるために体温を上げることがとても重要なんです。
今回正しいお風呂の入り方について解説するのも、免疫力を高めるためには必要な情報です。
免疫力を高める効果的なお風呂の入り方は2通り
免疫力を高めるための効果的なお風呂の入り方は大きく分けて2通りです。
・熱いお湯にさっと浸かる。
・ぬるま湯でゆっくり浸かる。
分かりやすく「ゆでたまご」を作るときのイメージで解説しますね。
一つ注意点として、お風呂に浸かる前はお水を飲んでください。
汗をかいて体の水分が少なくなることで発生しやすい病気(のぼせ・心筋梗塞など)を対策するためです)
熱いお湯にさっと浸かる
1つ目が、熱いお湯にさっと浸かる方法。
短い時間でさっと入ることで、一時的に表面の温度を上げます。
浸かる時間の目安としては、10分くらい。
ゆで卵に例えると「半熟」の状態に近いです。
半熟の状態だと、表面は固まっていても中身はまだ柔らかいまま。
表面だけの温度が高い状態ですね。
この状態だと、表面の温度だけが上がっている状態ですね。これが体温が上がっている状態で、免疫力が高まります。
更には、一時的に上がった体温を体が察知し、「体温を下げて!」という命令が出ます。
そうなることで、血管が広がり、疲労物質が流れやすくなるので疲れも取れやすくなり、血流もよくなるんです。
逆に長く使ってしまうと、のぼせる可能性が高くなるので短い時間でサッとです。
ぬるま湯でゆっくり浸かる
2つ目が、ぬるま湯でゆっくり浸かる方法。
ぬるま湯で長い時間浸かることで、体の芯から温めることができます。
浸かる時間としては、30分~1時間くらい。
ゆで卵に例えると「固ゆで」の状態に近いです。
固ゆでの状態だと外の白身だけでなく、中心の黄身までしっかりとゆでられた状態になります。中心までしっかりと火が通っている状態ですね。
低い温度で長く浸かることで、筋肉の奥まで温まるので疲れている部位のコリがほぐれやすくなります。また、体の芯まで温まっているので体温も上昇し、免疫力も上がります。
まとめ
ということで、今回のまとめはこちら。
- 体温と免疫力は比例している
- 免疫力を高めるお風呂の入り方は2通り
- 「サッと入るか」「じっくり浸かるか」
体温と免疫力は比例関係があり、体温が高くなるほど免疫力が高くなるので、
冬の季節は特に気を付けて体温調節を意識してみてください。
今回解説したお風呂の入り方を実践するだけで、免疫力が大きく変わってくるので、
是非試してみてくださいね♪