もみほぐしを受ける際に水分を取るべき2つの理由とは?【セラピストが解説】
こういった質問に答えていきます。
もみほぐしの際に、水分補給をしたほうがいいとは聞くことがありますが、
なぜ水分補給をすればいいのか理由まで理解している方は少ないのではないでしょうか。
今回は、セラピスト歴10年の藤井が、もみほぐし前に水分補給をするべき理由について解説していきますね♪
もみほぐしを受ける前に、水分を取ったほうがいい?
もみほぐしを受ける前に、水分を取ったほうがいいか?
結論から書きますと、「水分は取ったほうがいい」です♪
理由は主に2つ。順に解説していきます。
もみほぐしを受ける前に水分を補給するべき2つの理由
理由1:もみほぐしを受けた時に生じる熱の冷却のため
1つ目の理由として、もみほぐしを受けている時に生じる熱の冷却に水分が必要なるからです。
もみほぐしを受けている最中、体の中では筋肉同士の摩擦によって熱が生じます。
施術中に体がポカポカしてくるのもこの摩擦が原因なんですね。
こうして、体が温まり平熱以上になると、クールダウンさせるために水分を消費して
体を冷ます必要があるので、水分が必要となるのです。
とはいっても、こういった話をすると「そんなに水分は重要じゃないだろう」という声をいただきますが、その考えは少し危険かもしれません。
実際、もみほぐしを受けたお客様の中の一人に、血液検査前に激しい運動は控えるように言われたお客様もいます。
どういうことかというと、そのお客様は運動をしていないのに、もみほぐしを受けたことで、運動した時と同じくらいの熱が発生していたということなのです。
見えない部分で、もみほぐし中には多くの熱が発生しており、その分体内の水分は消費されています。
少しでも水分量が少なくなると「むくみ」に繋がってしまう可能性もあるので、
もみほぐしを受ける際は、水分補給をするべきなんですよ♪
理由2:もみほぐしの効果が上がるため
2つ目の理由として、もみほぐしの効果が上がるためです。
というのも、もみほぐしを受ける際に水分を取っておくことで、老廃物が流れやすくなります。
体内の水分量が多いほど、血流の流れはよくなり、老廃物や疲労物質など、
疲れの原因になるものは、汗や尿となって体内に排出されやすくなります。
分かりやすい例でいうと、川のせせらぎです。
川の水の量が多いほど、流れは強くなっていきますよね。
同じ現象が、体内で起こっているとイメージしていただければ分かりやすいかもしれません♪
もみほぐしを受ける際に取るべき水分量
もみほぐしを受ける際に取るべき水分量は、おおよそコップ1杯分の量で大丈夫です。
それだけで、効果は変わります。
また、飲むべきタイミングについて、もみほぐしを受ける際に飲んでもいいですし、
朝や夜に飲んでも大丈夫です。
水分を取ることで、上記で解説した効果を得られますので、まずはコップ1杯分の水分から始めてみましょう♪
まとめ
- もみほぐしを受ける理由は2つある。
- 摩擦熱の冷却ともみほぐしの効果を高めるため!
- コップ1杯分の水分から始めましょう。