カウンセリングセラピスト藤井のブログ

セラピスト歴10年の藤井が、体の悩み・揉みほぐしについて・ストレッチ法など体に関わることを情報発信していきます♪

誰もが経験したことのある「むくみ」の原因とは?もみほぐしによって解消する効果あり!

「たまにむくんでしまうことがあるんですが、むくみの原因はなんですか?
また、もみほぐしがむくみの解消につながるとも聞いたことがあるんですが、本当ですか?詳しい方教えてください。」

こういった疑問に答えていきます。

今回質問に答える私藤井は、セラピスト歴10年の経験を持っています。

誰しもが一度は起きてしまう「むくみ」についての原因や解明方法。
もみほぐしを受けることによって、解消される理由について解説していきますね♪

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むくみが起きてしまう原因について

そもそもなぜむくみが起きてしまうのでしょうか。
その原因は、「人体の中の水分量の不足」によって起きてしまいます。

私たちの人体のおおよそ60−70パーセントは、水分でできています。

この水分は、水やお茶など普段飲んでいるものから吸収されると同時に、汗や尿によって、排出されています。

体の中では、老廃物を流すために水分が巡りまわっているのですが、水分量が一定数より下がると、体が「水分を補給するように!」と防衛反応を出すようになる結果、
体内の水分は、まず体の末端(手・足・顔・指)に水分を蓄えようという働きになるのです。

こうして、末端に水分が集まった状態になると、肌は張ったり、パンパンになったり。
このような状態がむくみです。

水分量が不足しているサインとしてむくみという現象が発生するんですよ。

部分別むくみの感覚

むくみが発生しやすい部位として、(手・足・顔・指)がありますが、
それぞれむくんだ時の状態が異なります。

ふくらはぎは、足が張っているような感覚。
顔はちょっと腫れているような、ふくれている状態。
手だと、痛みが出るというよりかはものが握り難くなるイメージです。

特にふくらはぎの筋肉は、老廃物を上に押し上げるポンプの役割をしているので、
筋肉量が少ないと、水分が上に上がりにくくなるためむくみやすくなります。

女性の方や、デスクワークの方など、ふだん足を動かしていない方がむくみやすいのも、この体の仕組みが原因ですね。

もみほぐしはむくみ状態を解消する効果あり

先ほども解説しましたが、むくみ状態は水分不足の他に、ふくらはぎの筋肉が原因で起きることもあります。

筋肉が硬いとポンプの役割がうまく働かず、老廃物が上に上がらないため、むくみやすくなりますが、逆に言えば、ほぐしてあげることでポンプの役割を潤滑にさせてあげることもできます。

イメージとして、家庭用のホースに例えると、

筋肉が硬くてポンプの役割がうまく果たせない時は、ホースを指でつまんでいる状態。
水が出にくく内部で詰まってしまっています。

しかし、摘まずにホースから水を流してあげれば勢いよく水は流れます。

このイメージと同じように、水分が滞っている部位をしっかりともみほぐしてあげることで、血流の流れを良くし、むくみの解消に繋げることもできるんですよ!