もみほぐし中に寝ると損した気分…これって効果はあるの?【とっておきの解決策も提示します】
「もみほぐし中に寝てしまうのはもったいないと思いつつ、つい寝てしまう。寝てしまうたびにスッキリはするけど、ちょっと損した気分…。もみほぐし中に寝てしまう事ってやっぱ損なんですか?教えてください!」
もみほぐしを受けに行った時に、 リラックスしすぎて寝てしまう事ってありますよね。
起きた後はスッキリ感があるので気持ちはいいのですが、 お金を払ったぶん寝てしまったことに後悔する方も多いのではないでしょうか。
今回は、「もみほぐし中に寝てしまった時の効果とは?」というテーマで、現役セラピストの藤井が解説していきたいと思います。
もみほぐし中に寝ると効果は…?
結論から言うともみほぐし中に寝ることは悪いことではありません。
というのも、体の緊張状態がほどけリラックス状態になっているからです。
リフレッシュしに、もみほぐしに行っているので、寝てしまうというのはある意味正しい反応です。
また、緊張状態になっている人には特に効果があります。
もみほぐしを受けに来る人の中には、緊張して体がカチカチになっていたり、「力を抜いてくださいね」と言っても無意識にどこか力が入っているお客様もいます。
もみほぐしを受ける場合肩が痛いと言っても、腰や首から来ている痛みなど肩以外から来る痛みもあります。
体が緊張している場合、あらゆる筋肉が固まっているので、本当に凝っている筋肉がどこかわかりにくくなってしまうこともあるのです。
このような状況の時に、リラックスした状態で寝ていただけると、筋肉の緊張がほどけ、本当に凝っている場所を探すことができるので、こりの原因に気づくことができます。
また、凝っている場所をピンポイントに揉みほぐすことができるので、そのぶん効果も出るんですよ!
施術中に寝てもらうことで、お客さんからしたらリラックスできますし、どの部分が硬いのかということに気づきやすくなるのでお互いにメリットがあるんです♪
もみほぐし中によく寝る人は、こういう手を使って!
とはいっても、もし寝てしまった場合はやはり損した気分になりますよね。
そういったお客様にオススメなのが、セラピストに直接聞いてみるということ。
施術後に、セラピストに直接「どこが固かったですか」「今後どうすればいいですか」というように、 自分の体の状態がどのようになっていたのか確認を取ってみるといいでしょう。
というのも、 しっかり体の状態を見てくれるセラピストだとしたら、
- どの部分が凝っていたか
- 今後どういうことに気をつければいいか
- 効果の出るストレッチ
などお客様に合った改善策を提示してくれる可能性が高いからです。
具体的な改善策を聞いてみた時に、「全体的にこっていましたね」「肩が固かったです」など、お客さま自身が知ってるようなことを言うようなセラピストではなく、今後に繋がるアドバイスや改善策を提示してくれるセラピストでしたら、お客様の体をしっかり見て施術をしてくれたと言ってもいいでしょう。
ちょっと意地悪なやり方ですが、このようにして寝ている途中にちゃんと施術をしてもらったか確認する方法もあるんです。
また信頼できるセラピストならば次回も安心して施術を受けることができると思うので、今後もみほぐしを受けようとするときの一つの指針にしてもいいかもしれません。
まとめ
ということで今回はもみほぐし中に寝てしまう時の効果について解説しました。
寝てしまうことは一見損した気分になりますが、そのぶんリラックスできたり、筋肉の緊張がほぐれてほぐしやすくなったりと、双方にメリットがあるということに気づかれたと思います。
またセラピスト藤井の視点ですが、お客様が寝てくれたりすると信頼してくれてることが分かるので寝てくれると嬉しいです(笑)
今回の知識も、頭の片隅にでも入れていただけると嬉しいです♪